京都市左京区に本店のある「土井志ば漬本舗」をご存じでしょうか。
ご進物やお土産に選ばれることも多い土井志ば漬本舗の商品は、左京区の本店だけでなく全国の有名百貨店でも取り扱いがあるほどの人気店です。
こちらでは、大正時代から歴史のある本店についてご紹介いたします。
京都市左京区にある「土井志ば漬本舗 本店」の概要
本店の歴史と概要
京都市には、大原という地に大原三千院という有名なお寺があります。
土井志ば漬本舗本店は、その大原の地で大正時代から営業している老舗です。
創業者の方はもともと、よろず何でも屋をされており、商品小売りや木材などの商いを経て「志ば漬」作りを始められました。
その後、二代目・三代目・四代目と引き継がれ、現在も人気店としてさまざまなチャレンジをされていますが、実は三代目のときに革命的な開発をされています。
漬物の欠点ともいうべきにおいの問題と、日持ちの問題を一気に解決するため、はじめて真空パック技術を導入されています。
この技術の成果で、日持ちの魅力にくわえて「新幹線の移動でもにおいが気にならない」と、旅のお土産としての人気が一気に上昇したのはいうまでもありません。
このように、守り抜かれた伝統の味を、先進的な技術で日本全国に広められたという素晴らしい歴史もあります。
●所在地:京都市左京区八瀬花尻町41
●営業時間:9:00〜17:00
●定休日:年中無休
●アクセス:JR京都駅から京都バス 大原行き花尻橋下車
●駐車場:完備
京都市左京区にある「土井志ば漬本舗 本店」の特徴
土井志ば漬本舗の「志ば漬」は、職人の技で伝統の味を守られていることが特徴です。
この「志ば漬」に使用されるちりめん赤紫蘇という大原特産の紫蘇の葉を使っていますが、この紫蘇そのものが貴重な品種なのです。
このちりめん赤紫蘇にこだわり抜き、自社農園を作り区画設置のうえ栽培できる環境を整備されています。
「志ば漬」は、このちりめん赤紫蘇と塩・夏野菜だけで作られたシンプルながらも伝統の味わいを守り抜かれた美味しさが味わえることが魅力の一品です。
そして本店には、この「志ば漬」をカジュアルに、そして驚きの楽しみ方で提供してくれるレストラン「竈炊き立てごはん井」が併設されています。
京都らしい御膳をいただくことができるうえ、お食事をされる方には「お漬物ビュッフェ」が利用できるというサービスが付いています。
このビュッフェでは、旬のお漬物がおかわり自由でいただけるほか、炊き立てのご飯や京都らしさのあるおばんざい、そのほかゼリーなども自由にいただくことができます。
ちなみに、御膳にはお漬物の天ぷらをいただけるメニューもあるそうですよ。
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まとめ
京都市左京区にある「土井志ば漬本舗」について、概要や特徴をご紹介しました。
伝統があり、シンプルだけどこだわりの一品を守り続けながら、革命的な技術も導入されるという魅力あふれるお店だということをご理解いただけたと思います。
こんな素敵な店舗が、いつでも行ける距離にあれば幸せですね。
大原は左京区の中心部からもアクセスがしやすい立地なので、ぜひ遊びに出かけてみてください。
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