歴史や伝統・文化あふれる京都市は、日本の古都として海外からの観光客からも人気です。
そんな京都市にお住まいを検討されている方のために、紅葉の名所としても知られる永観堂（禅林寺）についてご紹介しましょう。
今回は、永観堂（禅林寺）の歴史やご利益、アクセス情報などをくわしくまとめました。
京都市にある永観堂（禅林寺）の歴史
京都市東山にある永観堂（禅林寺）は浄土宗西山禅林寺派の総本山で、平安時代初期に弘法大師の弟子である僧都・真紹により創建されました。
京都に数多くある紅葉の名所のなかでもとくに人気が高く、その紅葉の美しさは古今和歌集のなかでも詠まれているほどです。
境内には約3,000本のイロハモミジやヤマモミジが植えられており、11月下旬ごろには地面いっぱいに落ち葉のじゅうたんが広がります。
とくに美しいのが、池に写り込むモミジと極楽橋がより一層風情を感じさせる放生池や、紅葉に包まれた塔から京都市内を一望できる多宝塔などで、人気の見どころスポットです。
紅葉シーズンには夜間にライトアップされるため、日中とは違った幻想的な景色を楽しむために多くの観光客が足を運んでいます。
また、左を向いた珍しい姿をしている阿弥陀如来像「みかえり阿弥陀」や、ご利益のある御朱印なども注目を集めているため、ぜひチェックしてみてください。
京都市にある永観堂（禅林寺）の基本情報
永観堂（禅林寺）へのアクセス方法は、京都市バスを利用する方法と地下鉄を利用する方法の2種類があります。
市バスを利用する場合は、JR京都駅から出ている5系統のバスに乗り、「南禅寺永観堂道」で下車して徒歩3分で到着です。
地下鉄の場合は東西線「蹴上駅」より徒歩15分で到着するため、都合の良いほうを利用してください。
そのほかの基本情報として、拝観時間については、通常は9：00～17：00で受付は16：00で終了します。
紅葉がライトアップされる期間中は17：30～21：00まで拝観でき、受付は20：30までです。
ライトアップ期間中は大変混雑することが予想されるため、待ち時間のことも考慮したうえで余裕を持って出発すると良いでしょう。
拝観料については、通常時が600円、秋の寺宝展期間中は1,000円となっているので注意してください。
●所在地：京都府京都市左京区永観堂町48
●営業時間：9：00～17：00（受付終了16：00）
●拝観料：600円（秋の寺宝展期間中は1,000円）
●アクセス方法：市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約3分、地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約15分
●駐車場：あり
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まとめ
京都市にある永観堂（禅林寺）は、多くの寺宝を所蔵している歴史あるお寺です。
秋になると京都市随一の紅葉スポットとしても注目を集めているため、ぜひその美しい景色を味わいに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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