今後引っ越しを予定されている方にとって、挨拶回りをどうするか、悩みやすい話題の一つです。
新しい環境でのご近所付き合いは、住みやすい暮らしを続けていくために大切になります。
今回、引っ越しの挨拶回りに適した時間帯と範囲、近所の方に伝える内容や、持っていく粗品について解説していきます。
引っ越しの挨拶回りで適正な時間帯と範囲
挨拶回りの適正な時間帯と範囲について、次の4点を解説していきます。
挨拶回りの範囲
挨拶は、集合住宅では上下と両隣の部屋が一般的とされています。
一戸建ての場合は、両隣と向かいと後ろの家の方へ挨拶に向かいましょう。
挨拶が適した時間帯
挨拶に適した時間帯は、土日の午前10時から夕方5時の明るい日中です。
タイミングが合わない場合は夜9時までを狙い、以降の夜遅い時や早朝は避けましょう。
挨拶は旧居でもおこなうと良い
引っ越しの挨拶は、多くが新居でおこなわれるイメージですが、旧居でもおこなうことが理想です。
旧居でお世話になった近所の方へ、感謝の意や、搬出作業で迷惑をかけてしまうお詫びを伝えるためにおこないます。
できれば、前日までに挨拶を済ませておくと良いでしょう。
新居の挨拶も理想は前日までにおこなうと良い
新居での挨拶は、今後お世話になる旨を伝えるだけでなく、旧居の挨拶と同様に搬入作業を事前に知らせる役目もあるため、理想は前日までにおこなうことです。
新居での挨拶回りは何を伝えるべき？例文も合わせてご紹介
引っ越し先の挨拶回りで伝えるべき内容と、不在時の伝え方について、次の2点をご紹介します。
挨拶時に伝える内容と例文
新居での挨拶回りは、今後お世話になることと、引っ越し時の騒音に対して先に謝罪しておく2つの役目があります。
例文は以下になります。
「これから、△△（場所）へ引っ越してくる予定の○○と申します。引っ越しの際は、ご迷惑をおかけすることになるかもしれませんので、ご挨拶にお伺いしました。今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします」
不在時は手紙でも可
挨拶時に相手が不在の際は、手紙を残すと丁寧です。
手紙に残す内容においても、挨拶時に伝える内容と同じになります。
引っ越しの挨拶回りで一緒に持っていく粗品とは？
新居先では、近所の方とのお付き合いも大切になります。
粗品を贈る目的には、近所の方へ「今後お世話になります」というメッセージを伝えるためでもあります。
以下へ、喜ばれやすい粗品と相場をご紹介します。
喜ばれやすい粗品
挨拶の際に喜ばれやすいものに、好き嫌いの分かれにくい消耗品が選ばれています。
消耗品として、次のようなものがあります。
●タオル
●ティッシュペーパー
●トイレットペーパー
●ジップロック
●ゴミ袋
相場
およそ300～800円が相場となります。
まとめ
引っ越しの挨拶回りに適した時間帯と範囲、近所の方に伝えるべき内容や、粗品について解説してきました。
挨拶のタイミングによっては、例文でご紹介した内容とは異なる伝え方が望ましいときもあります。
状況に合わせて、挨拶に回ることをおすすめします。
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